水耕栽培というのがちょっと気になっていまして。
偶然、塩ビ管で巨大トマトとか、金魚の水槽用のブクブクを使えば根腐れしないとか、そういう記事を見かけまして。
キッチン菜園とか、トマトの育ち過ぎた脇芽をペットボトルに挿してみる、とかはやったことはあるんですが
どうしても途中で根腐れするんですよね、、、
キッチンなら定期的に水換えれば結構に保つ印象ですが、正直、面倒くさい。
だいたい、忘れて終わる。
なんで根腐れするのか。
どうやら酸欠になって嫌気性の細菌が合浦するから、らしい。
=>酸欠しない様に工夫すれば、簡単に水耕栽培できる。
要するに、ぶくぶくすればいいわけです。
なるほど! 簡単だな!
基本的なやり方は、DFT(deep flow technique)、NFT(nutrient film technique)の2種類があり
日本語だとそれぞれ、「湛液型水耕」、「薄膜水耕」というらしいですがと僕は
どぶ漬けぶくぶく(DFT)
足湯フロー(NFT)
と勝手に呼んでいます。 その方が分かりやすいやろ!
基本的な発想はそれぞれ、
どぶ漬けしても酸素供給が十分(ぶくぶく付ければ)なら問題ないよね
足湯くらいの深さしか浸からせなきゃちょい薄くても酸欠にならんよね
だそうです。
培養液に流れを作ってやって酸欠を防ぐのがキモの様です。
探してて良さそうだった具体的な手法(と勝手な命名)を紹介しておくと
『塩ビ 開腹 足湯』は、基本的な方法で。
水平方向に太めの塩ビを設置して、何箇所か上部をくり抜いて
少し傾けて片側から反対側へと液を流す、典型的な足湯フロー。
端で折り返しで多段で設置することでより効率的な運用が可能。
『塩ビ どぶ漬け ぶくぶく』は、どこまでも簡単で効果的な方式で。
垂直方向に設置した塩ビの中を溶液で満たし、中でブクブクするだけ。
複数本並べて、横に繋いでやれば液容量をアップしつつメンテナンス性も高い。
『塩ビ 多段タワー』は、『塩ビ 開腹 足湯』を縦でやる方法。
「45度Y」と言われる継手、垂直方向のパイプに斜め45度が刺さってる様な奴を多段で積み重ねてタワーを形成。
縦に伸びた塩ビ管から左右に植物が生えるカタチになり、効率的に空間を使える。
ちなみに塩ビ管を使うメリットは
低コスト
易入手性
易加工性
高い耐候性
高い遮光性
辺りと見てます。
塩ビ管は比較的にガチ勢の遊びで、どちらかと言うとペットボトルを使う方が一般的なのかも。
PET樹脂も丈夫で耐候性に優れてて、加工性、なにより入手性に優れてるのでいいよね、って。
PETの場合は(塩ビも足湯系では)別途、培養液を貯蔵するタンクが必要となり
それについては、クーラーボックスか発泡スチロールを使うのが一般的みたい?
あるいは塩ビ管族では太めの塩ビ管で済ますのが乙な感じ?
発泡スチロールだと耐候性の問題と、あと光を通すので藻が発生する問題があるらしく
アルミ箔で補強とか、微妙いけど、まあ安いからなあ、と。
培養液については、協和株式会社ってとこが『ハイポニカ』ってのを売り出してるらしく。
これが2液混ぜるだけでよくて楽チンっぽい。
気候次第では液を温めたり冷ましたりすると寒暖に対抗できるって、なるほどな。
育てる野菜は、割となんでもいけそう。
トマト、イチゴが多いけど、小松菜とか葉物系も普通に育つらしい。
スイカとかカボチャとかもいいね。
本気出すとニンジンもいけるとかマジかよ。。。
ちょっとやってみたいですね、これは。。。
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